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若手からベテランまで!インバスケットで磨く決断力と優先順位力

公開日:2024年11月28日 タグ:
若手からベテランまで!インバスケットで磨く決断力と優先順位力

「複数のタスクが山積み、急な判断を求められる場面が増えた」――多くのビジネスパーソンが抱えるこの悩みを解消するのが「インバスケット」です。

インバスケットは、特定の状況下での判断力、優先順位の設定力、チームを動かす指導力を鍛えるためのトレーニング手法で、即戦力を育成するために多くの企業で活用されています。

この記事では、インバスケットの具体的な特長やメリット、学ぶべき理由について徹底解説します。管理職を目指す若手社員、リーダーシップを磨きたい中堅社員、組織の効率化を図りたいベテラン社員にとって、必見の内容です!

この記事を届けたい人

・若手社員(20代後半〜30代前半)で、管理職を目指す人
・中堅社員(30代〜40代)で、キャリアアップを目指す人
・ベテラン社員(40代以上)で、組織の効率化を図りたい人

インバスケットとは?ビジネスパーソンに求められるスキルを総合的に鍛える手法

未処理のタスクを一時的に保管する場所」を意味するインバスケットは、民間企業でリーダーや管理職候補の判断力や意思決定力を評価するために考案され、現在では多くの企業で採用されています。ルーツは、1950年代にアメリカ空軍の教育機関で教育訓練の結果測定のために開発されたと言われています。

インバスケットの演習は、架空のビジネスシチュエーションにおけるタスク処理を主人公になりきって行います。限られた時間内で複数の課題に取り組むため、判断力や即断・即決力が自然と身につくバーチャル・ビジネスゲームです。

 

インバスケットの特長と、ビジネスシーンで役立つ3つの理由

インバスケットには、特にビジネスの現場で役立つ様々なメリットがあります。ここではその特長について解説します。

 

優先順位設定力が磨かれる

複数の課題が提示されるインバスケットでは、各課題の重要度や緊急度を判断し、優先順位をつけるスキルが鍛えられます。業務の効率化につながるこのスキルは、特にリーダーや管理職にとって必須の能力です。

 

即断・即決力が向上する

時間が限られた状況で意思決定を行うことで、迷う時間を短縮し、的確な決断を下す力が養われます。業務のスピードが求められる職場において、この即断・即決力は即戦力の一部となります。

 

チームマネジメントの基礎力が身につく

架空のチームを率いる立場で判断を下すインバスケットは、リーダーシップや指導力も自然と身につきます。チームのパフォーマンスを引き出し、円滑な運営を行うための視点が持てるようになります。

 

インバスケットが役立つターゲット別のメリット

昇進試験に用いられることから、管理職向けのスキルのように思われるかもしれませんが、どんな立場、職種にも役立つ知識です。

それでは、インバスケットが役立つ具体的なターゲット別のメリットを見てみましょう。

 

若手社員(20代後半〜30代前半)の場合

将来の管理職を目指す若手社員にとって、インバスケットのトレーニングは、即断・即決力や優先順位設定力を身につける早期の機会となります。自信を持って判断し行動できる力を養うことで、キャリアアップがしやすくなります。

 

中堅社員(30代〜40代)の場合

キャリアを積んできた中堅社員にとって、インバスケットで得られる意思決定力や問題解決力は昇進に向けたアピールポイントとなります。的確な判断とリーダーシップを発揮することで、より高い役職や責任を伴う業務を任されやすくなります。

 

ベテラン社員(40代以上)の場合

長年の経験を活かしつつ、組織を効率的に運営したいベテラン社員にとって、インバスケットで得られる判断力や指導力は大きな武器となります。後進の育成や部下の指導に役立つ知見も得られるため、組織の成長に貢献できるようになります。

 

インバスケットで得られるスキルと成果

インバスケットのトレーニングを通じて、業務で役立つ実践的なスキルが磨かれます。その中で主なスキルを3つご紹介します。

 

分析力と判断力

複数のタスクや情報を迅速に分析し、優先順位をつける力が身に付きます。特に重要な要素を抜き出し、解決策を見つけ出すための判断力が自然と養われます。

 

コミュニケーション力

各課題に対し、他の部署やチームと円滑に連携する力が磨かれます。インバスケットを通じてコミュニケーションの重要性を体感し、必要に応じて他者と協力する力が身に付きます。

 

柔軟な対応力

急なトラブルや予想外の事態に対応するための力も養われます。日々の業務において、臨機応変な対応を求められる場面でも、冷静に対処できる力を培うことが可能です。

 

インバスケットの効果的な学び方

最後に、インバスケットを効果的に習得する方法をご紹介します。

 

書籍や問題集を活用する

インバスケットの書籍の多くは演習問題が含まれています。基礎が学べるものから実践的なものまであるので、自身のレベルにあった内容を自身のペースで学べます。

 

研修・セミナーに参加する

実際にチームや同僚とロールプレイ形式で行うことで、シチュエーションごとに異なる課題に取り組むことができ、実務に近い経験を積むことができます。ひとりではなかなか学習に取り組めない方にもオススメです。

インバスケット研究所では、さまざまなセミナーがあるのでタイプに合わせて選べるのでぜひチェックしてみてください。

インバスケット研究所のセミナーはコチラ

 

オンライン講座を受講する

こちらもご自身のペースで学習を進めることができます。動画学習を好む方にオススメです。多くの場合、受講できる期間が決まっているため、決まった期間にやるという制限がありつつ、学習時間の自由度が高いのが魅力です。演習やレポートのフィードバックがもらえる講座もあるので、モチベーションにもつながります。

 

まとめ

インバスケットは、リーダーシップや判断力を鍛え、即戦力として活躍するためのスキルを効率よく養うためのトレーニング方法です。将来の管理職を目指す若手社員、中堅社員のスキルアップ、そしてベテラン社員の組織運営力向上など、多様なビジネスパーソンに役立つスキルなので、ぜひ取り組んでみてください。

 

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    編集者情報

    株式会社デジタル・ナレッジ
    教育流通事業部 事業部長 中田 康宏
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