空白 講座数 207 会員数

対談レポート

1周年記念座談会は、「スイーツ・マスターコース」の実習開催日に開かれました。辻口啓博シェフから直接マカロンの実習を受講した後、別室に移動して行われました。
現在のマスターコース受講生は、SUPER SWEETS SCHOOL開校まもない頃からの受講生。座談会に参加したお二人もスイーツ・ベーシックコースアドバンスコースを経てこのマスターコースを受講しています。話は入学時のエピソードから将来の夢まで、できたてのマカロンを食べながら笑いの絶えない、でも真剣な座談会となりました。


―――はじめて見たとき、「これだ!」って思いました。

辻口シェフ:SUPER SWEETS SCHOOLは全国にスイーツコミュニティを広げたいと思って始めたんだけれど、スクール自体、まだあんまり知られていないんですよね。そんなことない?

ごっちんさん:う~ん…そうですね…

キッチンケイさん:私、パソコンとか全然使ったことなかったんです。でも、初めて見たとき、「これだ!!」と思って、すごく引き付けられましたけどね。本当に乗っかる感じで。

辻口シェフ:だって、僕も「これだ!」って思ってやってるからね(笑)。

一同:(笑)

辻口シェフ:絶対これだと思うよ。そう思ってみんな集まってきたんだから。面白いコンセプトだなって。

キッチンケイさん:でも、始めのうちは、正直な話、ちょっとウサンくさいのかなぁと思ったんですよ。(横にいるごっちんさんに)え、思いませんでした??

ごっちんさん:…え、いや、だからその…(苦笑)。


辻口シェフの実習
今回座談会参加のお二人が受講する「スイーツ・マスターコース」は、スクーリングもあります。実習は自由が丘モンサンクレールからすぐ近く、パティシエさん達が日々スイーツ作りに使用されているアトリエで行われます。

スイーツ・マスターコースについてはコチラ
辻口シェフとの対談

辻口シェフ:(笑)。どうしてウサンくさいと思ったの?

キッチンケイさん:一般的な教室に比べて、動画見放題で、授業料が手頃で、条件として受講生の立場がよすぎるような気がして。「ちょっとおかしいかなぁ??」って。

辻口シェフ:そう言ってもらえると嬉しいなぁ。でも高いっていう意見も多いんですよ。

キッチンケイさん:ほんとですか!?

辻口シェフ:今はインターネット動画はタダで見れる時代じゃないですか。それに何万もかかるのはなぜ?って。見れるだけではなく、指導もさせていただくわけだし、通学の教室に比べて、相場を外れて高くはないんだけれどね。
 まだ始まったばっかりだから、スクールも時代にあわせ進化している。iPadとか、モバイルとももっと連動させたり()、受講生に製菓材料も提供できるような仕組みも具体的に進めている。ネットでのお菓子教室、SUPER SWEETS SCHOOLはまだまだ進化しているんですよ。今までの学校とまったく同じじゃ、何も変わらないじゃない?みんなやろうとしないことをしないとね。そこにチャンスがあると思う。スクール側にとっても、もちろん受講生のみんなにとっても。

―――お母さん仲間とお話ししながらお菓子を作って、すごくいい時間をもててるなって思って。そういう時間を広めていけたらいいなって思います。

スイーツ・マスターコース、クレームダンジュ
キッチンケイさんのクレームダンジュ。盛り付けもとても上手ですね。こちらは、キッチンケイさんが現在受講されている「スイーツ・マスターコース」の作品です。

キッチンケイさん:私は、仲間内で、お菓子作りを教えて欲しいと言われることが多くて、でも自分はちゃんと習ったことがないので、独学で教えるのも嫌でSUPER SWEETS SCHOOLの受講を始めたんです。

辻口シェフ:始めてみてどうだった?

キッチンケイさん:けっこう悩んだりしたことも多くて。ダックワーズ(スイーツ・アドバンスコース レッスン1)が全然できなくて。

辻口シェフ:なんで?メレンゲが??

キッチンケイさん:それがわからないんです。先生に何度もいろんなアドバイスをもらって、何度も挑戦するんですが、焼いても焼いてもひび割れちゃった時期があって。大人なのに、バケツとか蹴っ飛ばしちゃうぐらい(笑)、落ち込んだこともあって。自分でも「こんなに荒れることがあるんだ」って、びっくりしました。

辻口シェフ:でも、それぐらい集中して、それぐらいのめりこんだってことだよね、お菓子作りに。

キッチンケイさん:本当に。グッと。

辻口シェフ:のめりこんだ証拠だよね。
キッチンケイさん:でも、そのたびに講師のみなさんに温かいコメントをいただいて、やる気を取り戻して。「こんなふうになりました」って、投げやりなメールを送っても、「一緒にがんばりましょう」って、温かいコメントをいただいて。「私、励まされてる~」って思いながらがんばって。。。
ある日先生に、「少し他のお菓子を作ってみたら?」って言われて、そのあと、時間をおいてやってみたら、上手くできて。

辻口シェフ:ネットだからこそ心に入ってくる言葉もあるよね。

キッチンケイさん:講師のみなさんから、いつも気持ちを高めてくれるコメントをたくさんいただいて。

ごっちんさん:たしかに、前向きになれるコメントが多いよね。

辻口シェフ:突然リアルの教室を受講するには身構えちゃうかもしれないけれど、ネットは自分のペースで進められるじゃないですか。自分で納得いくまで講師に質問しながら作れるし。それもネットスクールのいいところだよね。

キッチンケイさん:子どもの幼稚園のお母さん仲間と一緒にお菓子を作ったりするんですけど、私自身がとても楽しくて。マスターコースの実習も楽しいんですけど、誰かと何かを作ることが好きなんだなぁって。
お母さん仲間とお話ししながらお菓子を作って、すごくいい時間を持ててるなって思って。そういう時間を広めていけたらいいなって思います。

辻口シェフ:いいですね、ぜひ広めてもらいたいですね。

受講者:キッチンケイさん
地域の特産品を使った、スイーツ作りの楽しさを伝えるサロンを自宅で開く夢を持っているキッチンケイさん。夢を実現するために、今は「スイーツ・マスターコース」で勉強中です。

スイーツ作りを楽しむキッチンケイさんの夢について 「受講生の声」インタビューページはコチラ
キッチンケイさんのブログはコチラ

―――SUPER SWEETS のコミュニティは世界でも広げられるんじゃないかなって、 僕は思っているんですよ。

キッチンケイさん:お友達にもスイーツ教室開くようにお願いされていて、私もじゃあ準備をすすめてみるねって、いままでがんばって受講してきたんですけれど、このままでお教室が開けるのか、少し心配で。

辻口シェフ:ただマスターコースを卒業しました、っていう事実だけではなくて、その人が本当にお菓子教室もできるように、技術的にも、経営的にも、最後どういうふうに詰めていって開業できるようにするのかってことだよね。

キッチンケイさん:モノづくりだけでなく、その先、というか。どのいうふうにコミュニティを形成していくのか、実際に経営できるのか、という不安があります。

辻口シェフ:マスターコースの次のステップを完璧にするために、今カリキュラムを作っています。優秀な講師もそろっているので、僕も含めてサポートしていきたいと思っています。

キッチンケイさん:お願いします。

辻口シェフ:SUPER SWEETS SCHOOLはインターネット教室ではあるけれど、やることは基本的にはアナログだから。待っているだけではダメで、自分でやらないと上達もしないし。ネットでやってるから上手くなるっていうことでもない。人とのつながりも大事ですしね。

ごっちんさん:僕も薬局業界の経営はある程度わかるけど、教室やカフェの経営に関しては全くの素人で。設備とかもあるじゃないですか。教室はどれぐらいの広さの部屋が必要なのか、とか。

講師:辻口博啓シェフ
辻口シェフ:生徒をどれぐらい集めればいいのか、とかもだよね。

ごっちんさん:そうですね。そのあたりも…。
スイーツ講座実習、辻口シェフの手元マスターコースの実習にて、シェフの手元をじっくり見ているごっちんさん。スクーリングだから、シェフの手元をこんなに近くで見ることができるんです。

辻口シェフ:私たちもSUPER SWEETS SCHOOLのコミュニティを広げたいと思っているけれど、それがどんどんいっぱい広がるには、今の受講生やその生徒さんたちにとってもプラスになる仕組みじゃないと、広がっていかないよね。実際にSUPER SWEETS SCHOOLが皆さんの開業、経営を支援する仕組みを作って、近い内にお知らせしたいと思っています。少しだけ待っていてくださいね。

ごっちんさん:はい。ぜひよろしくお願いします。

キッチンケイさん:ゆくゆくは、SUPER SWEETS SCHOOLの看板を掲げさせてもらって、教室を開くことも可能なのですか?

辻口シェフ:そういうふうにお免状みたいにしていきたいと思っていますよ、僕は。全国にリアルスーパースイーツスクールを点在させたいなって。

キッチンケイさん:はい。

辻口シェフ:韓国のパティシエ達は、みんな日本で学んでいくんです。そういう意味でも、SUPER SWEETS のコミュニティは世界でも広げられるんじゃないかなって、僕は思っているんですよ。…ウサンくさくないですよ?(笑)

キッチンケイさん:申し込む前にちょっと思っただけです(汗)。

辻口シェフ:「ほんとに辻口が教えるのか!?」みたいなのもあるもんね?(笑)。講師は僕だけじゃなく、たくさん優秀な講師が集まって講座ができているので、安心して下さい。

―――漢方薬を使ったスイーツや、ハーブティーのお供となるスイーツを提供したいんです。

ごっちんさん:僕は薬剤師の資格を持っていて、今も薬剤師として仕事をしています。将来的には、薬局を併設したカフェスペースを作りたいと思っていて。そのツールのひとつとして、漢方薬を使ったスイーツや、ハーブティーのお供となるスイーツを提供したいんです。それと同時に、漢方やハーブの効能など、スイーツに入っている原料に関する情報も薬剤師としてお客様と共有したいなって考えています。で、去年、SUPER SWEETS SCHOOLに入ったんですけど。

辻口シェフ:なるほど。

ごっちんさん: 今、世間的にはスイーツは健康とは真反対のイメージが強くて。僕自身、薬局とスイーツをまだうまく関連付けられないんです。パティシエとして、「健康」というテーマをどのように扱っていけばいいのか、具体的なイメージが持てていないんです。シェフが健康とスイーツをどのように考えていらっしゃるか、お聞かせいただきたいんです。



受講者:ごっちんさん
薬剤師のごっちんさんは、薬局を併設したカフェを作りたいとSSSでベーシックコース・アドバンスコースと受講を続け、現在は「スイーツ・マスターコース」にて勉強中

ごっちんさんのスイーツ作りの日々がわかる「受講生の声」インタビューページはコチラ



辻口シェフ:僕は「スイーツ」と「健康」は結びつくと思っているんですよ。まず、形のないものから有るものを作ることは創造的で、食育の一つだと思っていて。

ごっちんさん:はい、はい。(強くうなずく)

辻口シェフ:クリームや粉はもともと形のないものだけど、それに手を加えてかたちあるものを作るのは、とても創造的で、とても心が豊かになる。それって「健康」に直結すると思うんですよね。

ごっちんさん:そうですよね。

スイーツ・マスターコース、クレームブリュレごっちんさんのクレームブリュレ。とてもいい焼き色で、美味しそうですね。
こちらもスイーツ・マスターコースの作品です。


辻口シェフ:食べすぎは体に良くないけれど、ほどよく食べることで、リラクゼーションとか、精神的な作用もある。次の日にまたがんばろうっていう元気の元にもなる。
体の機能としても、たとえば、糖は脳機能に必要なものだし。小麦粉を主食とする国でも、体質的に小麦粉に含まれるグルテンを分解できない人もいる。でも、そういう人のためのお菓子作り、小麦粉を米粉に変えたお菓子を作るということは、我々に提案できることだと思うんですよ。

ごっちんさん:(ウン、ウン、ウン、と何度もうなずく)

辻口シェフ:ごっちんさんの気持ちの上でも、薬剤師としての立場とお菓子作りの整合性をとって、「これだ!」って道筋を決めてやっていくことが大事なんじゃないかな。
すばらしいことですよ、「健康」と「スイーツ」というコミュニティを発生させて、人に夢を与えていくってことですから。

ごっちんさん:なんだか自信が持てた気がします(笑) 今までも楽しくやってきましたが、今後もがんばっていきたいと思います!

キッチンケイさん:お忙しい中、ありがとうございました。このような機会をいただいて、とても楽しかったです。がんばります!

辻口シェフ対談、記念撮影
みんなで記念撮影!!

いつも見守っている講師から >>> 

受講者:キッチンケイさんキッチンケイさんへアドバイス!
「自宅でお菓子教室を開きたい」と思っている人でも行動を起こさなければ夢は叶いませんから、キッチンケイさんのチャレンジする姿勢と行動力は非常に大きな強みだと思います。
その姿勢はお菓子作りにも表れていて、自宅で育てたフルーツを取り入れてアレンジするなど、楽しみながらチャレンジしているのがよく分かります。お菓子作りをするときに失敗をこわがる人が多いですが、失敗をおそれずにチャレンジした方がどんどん成長できるものです。
誰かにお菓子作りを「教える」には、ただ作れるだけではなく、ポイントを押さえて的確に指導する力が必要になります。これからは「講師の先生がどんなふうに教えているか」を考えながら実習を受けるようにしましょう。
キッチンケイさんの持ち前の明るさがあれば、きっと楽しい教室になると思います。キッチンケイさんが夢をかなえる日を、私も心待ちにしています!


受講者:ごっちんさんごっちんさんへアドバイス!
お菓子作りで一番難しいのは生地やクリームなどの「状態」の見極めですが、ごっちんさんはその見極めが安定しています。ただ、デコレーションや仕上げの部分はまだ弱いようです。カットの大きさや、クリームの塗り方などで、仕上がりが大きく違ってきます。カフェなどでお客様に「商品」として提供するには、そういった細かい部分まで意識する必要があります。
ごっちんさんは着実にお菓子作りのスキルを上げていますから、今後は自分のオリジナルスイーツを作ってみましょう。ハーブや漢方などの体にいい素材をどんどん取り入れて下さい。「こんなスイーツを作りたい」というアイデアを持ってきてもらえれば、私たち講師がアドバイスします。
スイーツが「体にやさしい」食べ物になったらとても素敵ですね。その発想は薬剤師というお仕事をしているごっちんさんならではだと思います。これからもどんどんお菓子作りの経験値を上げて、幸せと健康を届けるカフェを実現しましょうね!


辻口シェフからのN-Academy1周年お祝いメッセージ

プロフィール
1967年石川県で和菓子屋の長男に生まれる。18才の頃より都内のフランス菓子店及びフランスのラングドック地方、セット市のMOFであるパティスリーベルタンで修行を重ねる。5度の世界大会に日本代表として出場し優勝経験を持つ。自由が丘モンサンクレールをはじめ、コンセプトの異なる10ブランドを次々と展開している。各店舗の製造・運営の傍ら、各企業とのコラボレーションやプロデュース、講演やテレビ出演、著書出版など幅広く活躍中。
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