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N-Academy2011夏キャンペーンは親子をテーマにした講座やコンテンツを特集していますが、今回は食育についての講演も多数されている、野菜スイーツの第一人者として活躍する“パティスリー ポタジエ”柿沢安耶シェフにお話を伺いました。

野菜1つも1つの小さな命。大事に食べることをいかに美味しく、楽しく伝えることがテーマ

Nアカ:柿沢シェフは、食育について全国で講演などをされていらっしゃいますが、具体的にどのような活動をされているのでしょうか。

柿沢:私自身の体験談が主ですが、小中高大、専門学校など、その年代の子ども達に合うような講演をして、その後で一緒に野菜スイーツを作ることもあります。
野菜1つとっても1つの命であって、野菜を作る人がいて、それを料理する人がいて、食べることができる。食の裏側にいろんな人がいて命があって私達は生きている、という事を、重く語ってしまうとつまらなくなるので、興味を持ってもらえるようにいかに重くなく、楽しく、美味しく伝えられるか?を考えて活動しています。

Nアカ:そうですね…「食育」っていうと、栄養学の講座のように堅苦しく聞こえてしまいますよね。

柿沢:食育にもいろいろあるし、さもすると難しいイメージがつきがちですよね。
多くの食育のイベントって、行く人は元々知識がある人なんです。なかなか食育の裾野が広がっていかないのは、そういった食に興味があるコアな人達だけを向いてやってしまっているからで、それでは食育って広がっていかないと思うんですよ。
食に興味がない人、食を大切にできていない人に知って欲しいし、知る事が大切なんじゃないかと思って活動しています。
私がやっているのは、まず「野菜スイーツを食べよう、野菜を食べよう、野菜を食べるとキレイになる」といった、なんとなく興味を持ってもらえる簡単な事から始まり、最後には大切な事を伝えられたらと思っています。
自分自身も食に携わる仕事をしてきたから気付く事もあるし、食に携わってきてもまだ知らない事も沢山あるんです。
食について知ってもらうのは、自分が食べている物、自分の口に入れるものがすごく大事なんだな、と気づけた時に、関心を持って自分で探っていくものだと思うので、私のしている活動がそのきっかけになれたらと。
そのきっかけの1つとして、例えば、小学校で「野菜スイーツを作ろう」ってイベントを行う場合、スイーツを作る前に「野菜がどっから来ているの?」「野菜ってどうやってできるの?」というところからお話をするんです。そうでないと、自分が使う野菜が当たり前のようにお店に売られている現実しか知らないので、物のように扱ってしまうんですよ。誰かが種から時間をかけて育てて、それをやっといま食べることができる、という事を知るだけで大事に扱ってもらえるんです。
その後スイーツを作るのですが、スイーツを作るのも楽ではないんです。時間もかかるし準備もあるし、道具も洗わなきゃだし…。作る大変さも知ることで、誰か作ってくれる人がいることをわかってもらえる。

今までは食べるだけだったのが、その裏にたくさんの人の手がある事を知り、その大変さがわかるんです。

野菜嫌いな子どもが、それを克服する「きっかけ」と「魔法」

Nアカ:子どもたちに「興味を持ってもらうきっかけ」というのは具体的にはどういうことなのでしょうか? 例えば、柿沢シェフが子どもたちの前でその話をしたら、急にスイッチが入って目がキラキラする、という方法があれば、お家でお母さま方が野菜嫌いの子どもたちに応用していただけるのではないかと思うのですが。

柿沢:たとえば「今から一緒にご飯作ろう!」というより「今から一緒にお菓子作ろう!」って言う方が、子どもは大体テンションが上がるんですよ。
お菓子は誕生日に食べる嬉しいもの、楽しい時に食べる記憶があるし、「お菓子って自分で作れるの?」って、日常にはあまりないことなので、ワクワク感があるんです。それも「野菜スイーツ」ってお菓子には使われにくい食材を使うことで「これがケーキになるの?どうやってなるの?」というワクワク感を楽しんでくれる。

Nアカ:「野菜を食べなさい!」ではなくワクワクさせる、そこには“スイーツ”というワードが効果的なんですね。

柿沢:子どもが野菜を苦手になるきっかけ、例えば味が苦かったり、食感が嫌だったりといろいろあると思うんですが、スイーツだと別のきっかけを作ることができる。
スイーツとして新しく食べてもらう事で、「あ、これ食べられるかも!!」と苦手意識を変えることにもなるんです。
野菜をスイーツにするって、野菜を食べさせるための、かなりの変化球だと思うんです(笑) それを楽しんで食べてもらえたらいいなーと思っています。

Nアカ:ポタジエさんでは野菜スイーツの販売をされていますが、Nアカでは野菜スイーツの作り方を教えていただいていますよね。食べる楽しさとは別の、作る楽しさについて教えてください。

柿沢:作る事はクリエイティブな事だと思うんです。子どもって何かを作ったり、体を動かしたり、感じたりすることって、好きだと思うんですよ。料理はその1つだと思うんです。

例えばたまご。調理したもので言うと、普通なら目玉焼きやゆでたまごを想像すると思いますけど、たまごと砂糖を泡立てたらフワフワになって、粉を入れて焼くだけでスポンジケーキができて、って夢のようじゃないですか。そういう楽しさって、スイーツならではだと思うんですよね。何か魔法を使うような…
そんな楽しさをお母さんお父さんと一緒に感じる事って、スイーツならではじゃないかと思うんですよね。

柿沢シェフから野菜スイーツ作りを学べる講座が【SUPER SWEETS SCHOOL】おうちパティシエ講座
ワサビ入りのホワイトチョコをはさんで柿沢シェフがアレンジした、イタリアのクッキー“ワサビバーチディダーマ”を学ぶことができます。甘さの中にピリッとワサビのアクセント、新感覚のベジスイーツです。

【SUPER SWEETS SCHOOL】はスイーツファンはもちろんのこと、スイーツ作り初心者の方でも楽しめるレッスンがございます。食べるだけでは味わえない、スイーツ作りの楽しさを感じることができます。

柿沢安耶シェフ プロフィール

2006年に世界初の野菜スイーツ専門店「パティスリー ポタジエ」を開店。
野菜スイーツが女性を中心に大きな反響を呼び、スイーツ界に新しいムーブメントを作ったパティシエとして注目される。また日本の「食育」や「農業」への関心も高く、農業支援活動やイベント出演なども行い、小学校での食育セミナー、生産地での野菜作り体験ツアー、料理教室講師などを実施。
2011年には、六本木に野菜寿し専門店「野菜寿し ポタジエ」をオープン。日本の食文化の象徴である“米”と共に、野菜を脇役ではなく“主役”として扱い、日本全国の“旬”な野菜を楽しむための新しいステージを広げている。
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